こんにちは、フィリピン在住のMomoです!
今回はフィリピンで外食する場合の食費についてご紹介します。
フィリピンでは多種多様な飲食店が並んでおり、食事スタイルは選択肢が豊富です。今回は代表的な外食スタイルであるカレンデリア、ファストフード店、レストランのメリット・デメリットを比較し、実際にフィリピン在住の筆者の目線でそれぞれの魅力と注意点を解説します。
※1ペソ2.6円で計算しています。
カレンデリア(大衆食堂)
1人前の予算: 100ペソ(260円)前後
カレンデリアは、フィリピンで一般的な大衆食堂のことです。フィリピンの家庭料理をリーズナブルな価格で味わえるのが特徴です。またお店によって味付けが異なるため、自分好みのお店を探すことも楽しい体験です。お店によって衛生管理に差があるので、お店選びは慎重に。まずは現地の人がたくさん集まる人気店から始めてみることがおすすめです。
メリット
- 価格が安い: 肉や野菜のお惣菜が1人前30〜80ペソ(78円〜210円)程とリーズナブルな価格。ご飯をつけても100ペソ(260円)前後で十分お腹いっぱい食べられます。
- 現地の味が楽しめる: 家庭料理中心なので、フィリピンならではの味が堪能できます。
- 種類が豊富: メニューは日替わりで、地方料理も楽しめます。
- 現地の人との交流: 現地の人たちが気軽に利用するため、ローカルな雰囲気を味わえます。
デメリット
- 衛生面: 全てのお店が清潔とは限らないため、注意が必要です。調理器具や食材の扱い方、店内の清潔度などをよく見て選びましょう。
- メニュー表示: メニュー表記がなかったり、店員さんが英語をあまり話せない場合があるため、注文に苦労する可能性があります。
- 味付け: お店によってクオリティが大きく異なるため、自分好みのお店を見つける必要があります。
- 雰囲気がカジュアル: レストランのような高級感はありません。
私も自炊が面倒な日はよくカレンデリアを利用します。営業時間はお店によって異なりますが、人気商品は早めに売り切れてしまうことと、冷房なしの暑い空間に長時間放置されているので、夕方以前の早めの時間帯がおすすめです。
多くのカレンデリアではイートイン・テイクアウトどちらもできますが、店内は基本的にクーラーなし、椅子やテーブルが壊れているなどあまり快適な環境ではないので、私の場合はいつもテイクアウトです。
ファストフード店
1人前の予算: 130ペソ(340円)前後
フィリピンにはジョリビーを始めとした様々なファストフード店が並んでいます。フィリピン発のジョリビー、マンイナサル、チョーキンなどは日本発のファストフード店に比べリーズナブルです。
メリット
- 安定したクオリティ: チェーン店なので比較的どこのお店に立ち寄っても同じクオリティのサービスを受けることができます。
- 価格が安い: カレンデリアには劣るものの、リーズナブルな価格で食事ができます。
- 食べやすい味付け: ハンバーガーやフライドチキンなど、日本人でも馴染みのある味付けである場合が多いです。
- 手軽に食べられる: 提供までの待ち時間が短いので、短時間で食事を済ませたい時に便利です。
デメリット
- 栄養バランス: 油っこいメニューが多いため、栄養バランスが偏ります。
- ローカル感少なめ: 国境を超えて愛されるメニューなので、フィリピンらしいローカルな味ではありません。
フィリピンではジョリビーやマクドナルドなど、多くのファストフード店でフライドチキンが販売されており、これがカリカリで美味しいんです!価格帯も日本に比べ多少安めなので、気軽に足を運べます。
またフィリピン人はお米を主食とするため、多くのファストフード店では、ハンバーガーやフライドチキンと合わせてライスを注文するのが一般的です。ジョリビーのスパゲッティも人気で、甘い味付けが特徴です。
↓ピザチェーン店S&R。かなり大きめのピザが1スライス100ペソ(260円)程
私のおすすめはジョリビーのチキンジョイ(カリカリのフライドチキン)と、マンイナサルのBBQチキン。マンイナサルのチキンは醤油ベースで、日本人に馴染みのある味付けだと思います!
レストラン
1人前の予算: 400ペソ(1040円)〜
ショッピングモールに並ぶレストランや日本食レストランは落ち着いた雰囲気で内装にもこだわりが感じられます。全てのサービスが行き届いている分、カレンデリアやファストフード店に比べ価格帯は上がります。
メリット
- 雰囲気の良い空間で食事ができる: おしゃれな内装や落ち着いた雰囲気のお店が多く、特別な時間を過ごせます。
- サービスが良い: スタッフのサービスが行き届いており、快適に食事を楽しめます。
デメリット
- 価格が高い: 1人前400ペソ(1040円)〜。カレンデリアやファストフード店に比べて、価格が高めです。
綺麗なレストランは日本とほとんど変わらない価格帯のお店も多く、メインディッシュにドリンク、デザートなどあれこれ頼むと1人1000ペソ(2600円)以上かかってしまうことも少なくありません。日常的に通うには不向きですが、その分他にはない贅沢な雰囲気を味わえます。
↓レストランにて、ナシゴレン480ペソ(1260円)、レモネード110ペソ(290円)
↓日本食レストランにて、天丼330ペソ(870円)
日本食レストランは、本格的な日本料理を提供する高級店から、フィリピン人の好みに合わせた味付けの店まで、価格帯や味が様々です。私の場合日本食については自炊推奨派です。
その他
屋台: フィリピンでは、屋台も人気があります。価格帯はカレンデリアと同じぐらいで、リーズナブルに食事を楽しめますが、こちらも衛生面には十分注意が必要です。
デリバリー : フードデリバリーはGrabやfood panda が主流で、デリバリー手数料が40ペソ(104円)〜と安いのが魅力です。しかし利用できる地域が限られており、地方ではまだまだ普及が進んでいないので、利用したい場合は事前に確認が必要です。
まとめ
フィリピンではリーズナブルな価格帯のお店からラグジュアリーなお店まで、様々な飲食店が並んでおり、ライフスタイルに合わせた選択肢を選ぶことができます。
どの外食スタイルにもメリット、デメリットがあるので、フィリピンに訪れる機会がある方はぜひ今回の記事を参考にフィリピン料理を楽しんでみてください。
Momo
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